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第29回展示「ぼかしの美 〜引染ふろしき展〜」

第29回展示「ぼかしの美 〜引染ふろしき展〜」

平成21年5月1日(金)〜9月30日(水)

引染(ひきぞめ)は刷毛に染料をしみこませ、生地をしごいて染色する技法です。
 引染ぼかしは、その刷毛さばきによって色彩や濃度の微妙な変化を生み出す方法をいい、主には着物の裾模様などによく用いられています。
 着物にあっては友禅の華麗な文様に比して、引染ぼかしは脇役的な存在となっていますが、ふろしきにおいては引染ぼかしのみを染色技法として用いたものが数多く作られています。

ふろしきはものを包むための道具です。ものを包んだとき、平面から立体へ変化したとき、引染ぼかしふろしきは、微妙な色合いの重なりや、包みの表面に現れた淡い彩りから、平面で見るときとは異なった表情を見せます。
 ぼかしのふろしきは季節や贈答機会を選ばず、上品で多用途に使用できるふろしきとして重宝され、ひとつの商品群としての地位を確保しているのです。

今般は、弊社に残されていた昭和35年頃から50年頃まで、実際に顧客から注文を受けて制作するのに用いられていた引染ぼかしふろしきサンプル162枚の内、40枚を選別して展示しています。
 また、現在当社で取り扱っている引染ぼかしふろしきも展示しており、ものを包んだ際に、ぼかし模様が生み出す美的効果をご覧いただけます。
 その他、板締(いたじめ)や絞りによるぼかしもご覧頂き、技法の違いにより現れるぼかしを比較することができます。

型や防染のりを使用することなく、職人が刷毛のみで表現した多様な彩りとふろしきの世界をお楽しみいただけましたら幸いです。

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