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京都市立西ノ京中学校での「ふろしき体験プロジェクト」

〜 ゴミの削減、環境負荷の軽減を目的とした、これからの伝統を担う中学生によるふろしき体験プロジェクト 〜

京都市立西ノ京中学校でのふろしき体験プロジェクト

平成23年3月7日、京都市より助成を受けて「ゴミの削減、環境負荷の軽減を目的とした、これからの伝統を担う中学生によるふろしき体験プロジェクト」が宮井株式会社と日本風呂敷協会の協力で行われました。
 このプロジェクトは中学3年生に「平成22年度卒業記念」の文字と「個人の名前」が入った105cm幅(三幅)のふろしきをお渡しし、3年生全員に包み方をレクチャーして使い方を知ってもらうというものです。
 また、今後も継続して使っていただきたいということで、日本風呂敷協会発行でたくさんの包み方が写真入りで解説されている書籍「ふろしき包み」もお送りいたしました。

このプロジェクトの趣旨は、ふろしきの便利さや有用性、魅力を次世代を担う中学生に知ってもらい、これからのふろしきの持つ包む文化を発展させていこうとするものです。
趣旨を理解し、快く実施をお受け入れいただいたのは京都市立西ノ京中学校でした。
140名の生徒さんに一度にふろしきのレクチャーを行うため、講師は5名体制で、日本風呂敷協会の事務局長が檀上で実演し、そのあと各クラスに1名講師が付いてレクチャーする形で行われました。
 実生活で役に立つ包み方に的を絞り、エコバックの作り方を4種類体験するレクチャーになりました。
 日々ふろしきに関わる私たちと違い、中学生のほとんどはふろしきが初めてで、みなさん熱心に配られたふろしきカバンを作って喜んでいらっしゃいました。使わないときは小さく畳んでしまっておき、必要になったときはちょっと工夫すると便利な道具となる、これはふろしきの特徴です。
 目で見るだけでなく、実際に体験することで少しでもふろしきの実用性や便利さが伝われば、とレクチャーを行いました。
 包み方の講習を行った1週間後に取らせていただいたアンケートでは、買い物に行くとき使用したなど、毎日使用したという生徒さんが数名いらっしゃいました。
 期間が短い中でのアンケートで、使った人はいないのではないかと不安もありましたが、楽しんで使う人がいて、本当に良かったと思います。
 また、お送りしたふろしきは卒業記念品としての評価は非常に高いものでした。

今回の経験もふまえ、今後の反省点・改善点を探りつつプログラムを練り直し、若年層を対象とした体験プログラムを増やして、便利で楽しく、そして環境保護にも役立つふろしき生活を送る人がより多くなるような活動をしていきたいと思います。
 協力していただいた京都市立西ノ京中学校のみなさん、京都市地球温暖化対策室のみなさん、この場を借りて厚く御礼申し上げます。